今や世界中に愛用者がいるコピックカラーマーカー
YouTubeなどでコピック愛用者のイラストメイキング動画も多数公開されており、興味を持った人や、コピックでお絵かきしてみたいと思った人もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、コピックをこれから始めようとしている人にとっては、一体どの色から揃えたらいいのか、セットで買ったほうがお得なのか、など迷ってしまいますよね。
今回は入門編ということで、コピックでお絵かきを始めてみたい人に、コピックの特徴と、どのように色を揃えていくのがおすすめなのかをご紹介していきたいと思います。
コピックカラーマーカーの種類
コピックカラーマーカーの種類は、コピックスケッチ・コピックチャオ・コピッククラシック・コピックワイドの4種類あります。
YouTubeなどのお絵かきメイキング動画やアナログ絵師さんが使っているのはコピックスケッチとコピックチャオです。お絵かきにはこの2種類どちらかを購入しましょう。
今回はコピックスケッチ、コピックチャオに焦点を当ててお話していきます。
あと2つのカラーマーカーについては開発元であるToo.のコピック公式サイトをご参照ください。
「スケッチ」と「チャオ」の違い どちらを買えばいい?
まず迷うのが、スケッチとチャオのどちらを買えばいいのかという問題。
結論から言うと、どちらを買っても構いません。
それぞれの値段とインクの量を表にまとめてみました。
コピックスケッチ | コピックチャオ | |
値段 | 300円(税抜) | 250円(税抜) |
インク量 | B4サイズ3.7枚分 | B4サイズ2.7枚分 |
ペンの形 | だ円 | 円 |
両方ともペン先はスーパーブラシとミディアムブロードが付いていて、使い心地はまったく同じです。
あと、ペンの形はスケッチがだ円、チャオが丸い形をしています。
「まずは描き心地を試してみたい。お財布に余裕がない」という人にはコピックチャオがオススメです。
コピックには補充インクが存在し、一度ペンを買えば、インクを補充して何度も使えます。
そのため、形などにこだわりが無く、値段を安く抑えたいならチャオを購入するほうがお得です。
ちなみに私も、最初のインク量やペンの形にこだわりが無いので、お財布に優しいコピックチャオで色を揃えています。
コピックスケッチにしか無い色も存在するので、そういった色のみスケッチでそろえるという方法もオススメです。
セットで購入した方がいい?1本ずつ買ったほうがいい?
これも初めてコピックを購入される人が迷うポイントだと思います。
初心者には断然単色で購入がおすすめです。
これからコピックを始めようという人は、まず使い心地を試してみたいと考えている人が多数だと思います。
いきなりセット購入したとして、使わない色がでてきてしまったり、万が一うまく使いこなせなかったらテンションも下がってしまいますよね。
セット購入でも単色購入でも、トータルの金額は変わらないので、気になった色から試していく購入方法のほうが初心者にはハードルが低いと思います。
なので初心者には単色購入がおすすめです。
もちろん、ある程度コピックの使用感がわかっていて、すぐにたくさん色を使って本格的にお絵かきを楽しみたい!という人はセット購入のほうがいいでしょう。
初心者におすすめは淡い色!
ではいざお気に入りの色からそろえようと思っても、358色を前にしたらどの色から購入していけばいいか悩んじゃいますよね。
そこで序盤で購入するのにおすすめなのは、ずばり淡い色です。
コピックカラーマーカーは重ね塗りすると色を濃くすることができるというすばらしい性質を持っています。この性質を活かし、淡い色を持っておけば、もう少し濃くしたいなーと思っても重ね塗りすればオッケー。
少しわかりにくいかもしれませんが、一度ぬりと二度重ね塗りしたときの比較です。
二度ぬりの方がほんの少し濃くなっています。これが自然な濃さでまたいいんですよね。
もし、予算の都合上、同系色を複数買うのに限界がある人はこの方法でカバーできちゃいます。
具体的にどの色を買えばいいか迷っているという方には、別の記事でのおススメの色をご紹介していきたいと思います
まとめ
- 形にこだわりが無ければお得なコピックチャオを購入するのがおすすめ
- まずは使い心地を試したい初心者の人には単色購入がおすすめ
- ある程度使用感がわかっていて、すぐに本格的なお絵かきがしたい人はセット購入がおすすめ
- 単色で色を揃えていくなら、淡い色から購入するべし
コピックはプロの方も愛用されている画材ですが、初心者の方には扱いづらいということは決してありません。
むしろ、色数も豊富で、初心者でも綺麗に色がぬれちゃう、お絵かきの幅が広がるとても素敵な画材です。
興味を持った方はぜひ、コピックでお気に入りの色を見つけてお絵かきを楽しんでみてくださいね。